精選版 日本国語大辞典 「上杉憲忠」の意味・読み・例文・類語
うえすぎ‐のりただ【上杉憲忠】
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1433~54.12.27
室町中期の武将。関東管領。山内上杉氏。憲実の子。永享の乱後,上杉氏の重臣団が関東の実権を握ったが,乱で敗れた足利持氏の与党などは持氏の遺子鎌倉公方足利成氏(しげうじ)を擁して対抗,両者の対立は深まった。1450年(宝徳2)山内上杉氏の家宰長尾景仲らは鎌倉周辺で成氏軍と戦ったが勝利をえられず,憲忠は鎌倉から七沢(ななさわ)(現,神奈川県厚木市)に退いた。まもなく鎌倉に帰ったが,54年(享徳3)成氏邸に誘い出され殺された。
出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報
(山田邦明)
出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報
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