上磯[町](読み)かみいそ

百科事典マイペディア 「上磯[町]」の意味・わかりやすい解説

上磯[町]【かみいそ】

北海道上磯郡の旧町。函館湾岸と背後山地を占め,江差線が通じる。1855年戸切地(へきりち)に松前藩の陣屋が置かれた。古くから肥沃土地として農業が盛んだったが,近年臨海工業地帯として,セメント製造,石油精製などの企業が進出している。南部当別には男子トラピスト修道院がある。2006年2月,亀田郡大野町と合併し市制北斗市となる。262.41km2。3万7286人(2003)。

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