上絵付け(読み)ウワエツケ

デジタル大辞泉 「上絵付け」の意味・読み・例文・類語

うわえ‐つけ〔うはヱ‐〕【上絵付け】

上絵を描いた陶磁器を再び窯に入れて低温で焼き上げること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「上絵付け」の意味・わかりやすい解説

上絵付け
うわえつけ

釉 (うわぐすり) をかけて高温で焼いた磁器の上に,酸化金属化合物による上絵釉 (うわえぐすり) で文様を描き,低温で焼いて発色させる操作下絵付けに対する語。豊かで自由な彩色ができる点に特色がある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

靡き

1 なびくこと。なびくぐあい。2 指物さしものの一。さおの先端を細く作って風にしなうようにしたもの。...

靡きの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android