上西甚蔵(読み)かみにし じんぞう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「上西甚蔵」の解説

上西甚蔵 かみにし-じんぞう

1815-1888 幕末-明治時代の武士
文化12年生まれ。陸奥(むつ)仙台藩の白石片倉家の家臣。安政2年白石城下に柳町をひらく。文久元年刈田郡小原村の小久保平の開墾着手戊辰(ぼしん)戦争のときには農民から兵をつのり,伊達軍にしたがう。維新後ふたたび小久保平の開墾に従事した。明治21年1月4日死去。74歳。名は清辰。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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