上雑仕(読み)ウエゾウシ

デジタル大辞泉 「上雑仕」の意味・読み・例文・類語

うえ‐ぞうし〔うへザフシ〕【上雑仕】

うえのぞうし」に同じ。
「―、わらはべども」〈能因本枕九六

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「上雑仕」の意味・読み・例文・類語

うえ‐ぞうし うへザフシ【上雑仕】

〘名〙 五節のときや女御(にょうご)入内(じゅだい)のときなどに、臨時宮中におかれる身分の低い女官。雑役使い走りや供の役などを勤めた。上の雑仕雑仕女(ぞうしめ)
※能因本枕(10C終)九六「うへさうし、わらはべとも、いみじき色節と思ひたる、いとことわりなり」

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