下はる(読み)クダハル

デジタル大辞泉 「下はる」の意味・読み・例文・類語

くだは・る【下はる】

[動ラ四]《「くださる」の音変化。近世上方かみがたで、侠客きょうかく・相撲取りなどが用いた》
下さる1」に同じ。
「下んせ、下んせ、―・りませ」〈浄・忠臣講釈
補助動詞)動詞の連用形接続助詞「て」を添えた形に付いて、「…てくれる」の意の尊敬語。…てくださる。
「きっと押してゐて―・れや」〈浄・双蝶蝶

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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