下免(読み)げめん

精選版 日本国語大辞典 「下免」の意味・読み・例文・類語

げ‐めん【下免】

〘名〙 江戸時代税制一つ田畑に課せられる年貢の免(租率)が低いこと。また、低く査定されること。しためん。
※禁令考‐前集・第四・巻三四・正徳三年(1713)四月「年々に御取毛は下免に成候といへども、其村々古来より富饒に成候躰も相見えず」

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デジタル大辞泉 「下免」の意味・読み・例文・類語

げ‐めん【下免】

江戸時代、年貢の賦課率が低いこと。⇔高免たかめん

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