精選版 日本国語大辞典 「下口」の意味・読み・例文・類語
しも‐ぐち【下口】
〘名〙 うしろにある入口。裏口。
※頼政集(1178‐80頃)「知らすなよ局ならびの下くちはものいひあしき色とこそ聞け」
※高野本平家(13C前)一〇「其へん近き小屋に立ち入て日を待暮し、局の下口(シモぐち)へんにたたずんで聞けば」
さがり‐くち【下口】
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