下問屋(読み)しもどいや

精選版 日本国語大辞典 「下問屋」の意味・読み・例文・類語

しも‐どいや ‥どひや【下問屋】

〘名〙 江戸時代大坂にあって、西国・北国地方を相手米穀取引をした小規模問屋。⇔上問屋
浮世草子好色一代女(1686)五「なにはの浦は日本第一の大湊にして、〈略〉上問屋(かみどひや)・下問屋(シモドヒや)数をしらず」

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デジタル大辞泉 「下問屋」の意味・読み・例文・類語

しも‐どいや〔‐どひや〕【下問屋】

近世、大坂にあって、西国北国地方と取引した規模の小さな問屋。→上問屋かみどいや
「上問屋―へ蓮葉女といふいたづら奉公つとめ」〈浮・娘気質・五〉

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