下田まち遺産(読み)しもだまちいさん

事典 日本の地域遺産 「下田まち遺産」の解説

下田まち遺産

下田まち遺産」は、自然歴史文化、人の暮らしなどが息づく下田の景観を守り、後世に伝えていこうと下田市が進めている認定登録制度。市民会議と市民の意見を踏まえて指定する「認定景観」、所有者・管理者らの同意を得て指定する「登録景観」の2種類がある。2010(平成22)年7月に施行された「景観まちづくり条例」に基づくもの。「雑忠(さいちゅう)」など旧町に点在するなまこ壁石造りの歴史的建造物群12件が登録されている。
[選定機関] 静岡県下田市
[選定時期] 2011(平成23)年~
[登録・認定名] 雑忠 | 松本旅館 | 櫛田蔵 | 安直楼 | 土佐屋 | 草画房 | 石原邸 | 高橋邸 | 加田邸 | 鈴木邸 | 渡邉蔵 | 旧澤村邸

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域遺産」事典 日本の地域遺産について 情報

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