下郎(読み)ゲロウ

デジタル大辞泉 「下郎」の意味・読み・例文・類語

げ‐ろう〔‐ラウ〕【下郎】

《「下﨟」の転じた語》人に召し使われている身分の低い男。男をののしっていう場合にも用いる。「下郎呼ばわりする」
[類語]小姓小者中間草履取り寺男作男

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精選版 日本国語大辞典 「下郎」の意味・読み・例文・類語

げ‐ろう ‥ラウ【下郎】

〘名〙 (「下臈」の転じた語) 人に使われている身分の卑しい男。しもべ。また、人をののしっていう場合にも用いる。
※康頼宝物集(1179頃)上「此世には五六の少き者や、あやしの下郎迄も皆知り侍るものを」

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デジタル大辞泉プラス 「下郎」の解説

下郎

1927年公開の日本映画監督脚色伊藤大輔原作:中村藤吉、撮影唐沢弘光出演:阿部五郎、沢村春子、久米譲、金子鉄郎ほか。サイレントの剣劇作品。1955年に『下郎の首』としてリメイクされた。

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