不信任案(読み)フシンニンアン

デジタル大辞泉 「不信任案」の意味・読み・例文・類語

ふしんにん‐あん【不信任案】

信任することができない旨を議決する案。一般に、議院内閣制もと議会内閣あるいは個々の国務大臣に対して行うものをさすが、地方自治体の長についても制度化されている。
特に、内閣不信任案のこと。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「不信任案」の意味・読み・例文・類語

ふしんにん‐あん【不信任案】

〘名〙 信任しない旨を議決するための案。
国民新聞‐明治三〇年(1897)一二月二三日「不信任案提出につきては、別項の欄外再録の如くなるが」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android