不受(読み)ふじゅ

精選版 日本国語大辞典 「不受」の意味・読み・例文・類語

ふ‐じゅ【不受】

〘名〙 うけいれないこと。うけつけないこと。
※後鳥羽院御口伝(1212‐27頃)「寂蓮は大きに不受せし事也」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の不受の言及

【不受不施派】より

…日蓮宗の一派。京都妙覚寺住持の日奥(にちおう)を派祖とし,江戸幕府に禁教されたので〈禁教不受不施〉の名で有名。不受とは寺や僧侶が謗法(ほうぼう)(他宗)からの布施供養を拒否すること。…

※「不受」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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