不透水地(読み)ふとうすいち

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「不透水地」の意味・わかりやすい解説

不透水地
ふとうすいち

道路建物など地表を遮閉して雨水土壌に浸透するのを妨げている場所樹木もなく,土壌中で保水されて気候をやわらげる作用も失われるなど,自然に反した状態が普通である。これを自然破壊の指標として,一定地域内で土壌の露出し部分 (透水地) と不透水地の割合を出し,不透水地の割合の高いほど破壊が激しいとしている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android