世の光(読み)よのひかり

精選版 日本国語大辞典 「世の光」の意味・読み・例文・類語

よ【世】 の 光(ひかり)

① 世にもてはやされ、あがめられるもの。一国の長に立つ光栄を光にたとえていう語。また、その人からうける余光
※栄花(1028‐92頃)著るはわびしと嘆く女房「殿の内にはじめて世の光をとり出でさせ給しよりはじめ」
② 世の中を明るくする光のような存在
※引照新約全書(1880)馬太伝福音書「爾曹は世の光(ヒカリ)なり、山の上に建られたる城は隠ることを得ず」

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デジタル大辞泉プラス 「世の光」の解説

世の光

イギリスの画家ウィリアム・ホルマン・ハント絵画世界の光』の別邦題。

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