世の(読み)よの

精選版 日本国語大辞典 「世の」の意味・読み・例文・類語

よ【世】 の

世間に較べるもののない。この上ない。
※竹取(9C末‐10C初)「世のかしこき人なりとも、深き心ざしを知らでは、あひがたしとなん思ふ」

よ‐の【世の】

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「世の」の意味・読み・例文・類語

よ‐の【世の】

[連語]《天下周知の、の意から、程度のはなはだしいさまを表す》たいへんな。この上ない。
「―れ者かな」〈徒然・四一〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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