デジタル大辞泉 「世付く」の意味・読み・例文・類語 よ‐づ・く【世付く】 [動カ四]1 世情に通じる。世慣れる。「かく―・きて物し給ふなる、よろこび申さむ」〈宇津保・国譲中〉2 男女間の情を知るようになる。色気づく。「この君や―・いたる程におはする」〈源・若紫〉3 世間並みになる。「―・かぬ御もてなしなれば、もの恐ろしくこそあれ」〈源・夕顔〉4 世間じみる。世俗に染まる。「歯ぐろめつけねば、いと―・かず」〈堤・虫めづる姫君〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例