精選版 日本国語大辞典 「世知・世智」の意味・読み・例文・類語
せ‐ち【世知・世智】
〘名〙
※評判記・色道大鏡(1678)一〇「かはりたる紋をならぶる事は、いはれざる事なり、其上せちに見えて、いたくいやし」
③ (形動) 世渡りがむずかしいこと。困難であること。また、そのさま。世知辛い。
※夜話荘治(1782)三「扨々世智(セチ)な世になって、水ものめる事じゃない抔(など)と不足をいふなり」
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