世諦(読み)せたい

精選版 日本国語大辞典 「世諦」の意味・読み・例文・類語

せ‐たい【世諦】

〘名〙
世間一般の常識または約束で真実とされるもの。あるいは世間の人が知っている事柄世俗諦
※勝鬘経義疏(611)歎仏真実功徳章「而世諦亦能生智」
遠羅天釜(1747)答鍋島摂州矦近侍書「ただ仏道に違するのみに非ず、大に世諦もまた廃せん」 〔仁王経‐上〕
仏事のための費用
醍醐寺新要録(1620)「俊慶法印記云〈略〉世諦根本儀者、朔日山別当」

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デジタル大辞泉 「世諦」の意味・読み・例文・類語

せ‐たい【世諦】

俗諦ぞくたい」に同じ。

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