世運(読み)セウン

デジタル大辞泉 「世運」の意味・読み・例文・類語

せ‐うん【世運】

せいうん(世運)

せい‐うん【世運】

世の中の成り行き。せうん。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「世運」の意味・読み・例文・類語

せい‐うん【世運】

〘名〙 世の中の動向時勢気運。せうん。
明月記‐治承五年(1181)正月一四日「倩思之、世運之尽歟」
日本開化小史(1877‐82)〈田口卯吉〉四「地頭の威権諸国に興立したりしかば、此世運の移転の際に立てるものは、其方向に迷ひて驚駭せざるを得ざるべし」 〔班彪‐王命論〕

せ‐うん【世運】

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「世運」の読み・字形・画数・意味

【世運】せうん

世のなりゆき。漢・班彪〔王命論〕蓋(けだ)し高に在りて、其の興るや五り。~古今得失(へ)、行事敗を驗(しら)べ、王の世を稽(かんが)へ、五謂(いはれ)を考ふ

字通「世」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android