両家(読み)リョウケ

デジタル大辞泉 「両家」の意味・読み・例文・類語

りょう‐け〔リヤウ‐〕【両家】

両方の家・家庭

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「両家」の意味・読み・例文・類語

りょう‐か リャウ‥【両家】

〘名〙 両方の家。二つの家。りょうけ。
本朝文粋(1060頃)一二・秋夜所懐〈藤原衆海〉「一院挙哀憂未尽、両家沾職悦無窮」
※高野本平家(13C前)七「しかるを闘戦両家(りゃうカ)の陣をあはすといへども」 〔史記‐盧綰伝〕

りょう‐け リャウ‥【両家】

〘名〙 両方の家。両方の家庭。りょうか。
※平家(13C前)七「しかるを闘戦両家(リャウケ)〈高良本ルビ〉の陣をあはすといへ共」
浮世草子武家義理物語(1688)三「両家(リャウケ)ともに繁昌してかたらひをなしけるとや」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android