両統(読み)りょうとう

精選版 日本国語大辞典 「両統」の意味・読み・例文・類語

りょう‐とう リャウ‥【両統】

〘名〙
二つ血統
両方皇統。特に、南北朝大覚寺統持明院統をいう。
太平記(14C後)三九「両統(りゃうトウ)南北に分れ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「両統」の意味・読み・例文・類語

りょう‐とう〔リヤウ‐〕【両統】

二つの血統。
二つの皇統。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

とっさの日本語便利帳 「両統」の解説

両統

鎌倉後期、後嵯峨天皇の次の皇位を争って分かれた血統。▽持明院統(後の北朝)、大覚寺統(後の南朝)

出典 (株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」とっさの日本語便利帳について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android