並木荘次(読み)なみき そうじ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「並木荘次」の解説

並木荘次 なみき-そうじ

?-? 江戸時代中期の歌舞伎作者
初代並木正三の門下で,医師を業とするかたわら作品をかく。宝暦(1751-64)の末ごろ,大坂浜芝居にはじめてつとめる。のち立作者となった。大坂の人。本名は半井宗治。号は宗治,宗子,荘二とも。作品に「容競唐土噺(すがたくらべもろこしばなし)」「関取二代勝負附(せきとりにだいのしょうぶづけ)」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android