中原[区](読み)なかはら

百科事典マイペディア 「中原[区]」の意味・わかりやすい解説

中原[区]【なかはら】

神奈川県川崎市中央部の区。1972年区制。平坦な地形南部丘陵地。江戸初期,中原道が通過し,小杉(こすぎ)が宿駅として発展。区名は街道名に由来東西に通じるJR南武線の向河原(むかいがわら)・武蔵中原駅付近は電気・通信など大規模な製造業が立地し6282億円(2003)の製造品出荷額を上げている。武蔵小杉は南武線と東急東横線のターミナル駅で商業地。東横線元住吉駅周辺は住宅地。北部の等々力(とどろき)緑地川崎市市民ミュージアムがある。14.74km2。23万3925人(2010)。

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