中央分離帯（読み）ちゅうおうぶんりたい

精選版 日本国語大辞典

ちゅうおう‐ぶんりたい チュウアウ‥【中央分離帯】

〘名〙 車道で、往路と復路とを分離するために、その間に設けられる帯状の地帯。

※汚れた英雄 雌伏篇（1968）〈大藪春彦〉度胸試し「後輪を滑らせ、中央分離帯にすっ飛んでいく」

出典　精選版 日本国語大辞典

デジタル大辞泉

ちゅうおう‐ぶんりたい〔チユウアウ‐〕【中央分離帯】

車道で、往路と復路とを分離するために、その間に設けられる帯状地帯。車道面より少し高くし、遮光用に植木を植えたりフェンスを設けたりする。

出典　小学館

日本大百科全書(ニッポニカ)

中央分離帯
ちゅうおうぶんりたい

→中央帯

出典　小学館　日本大百科全書(ニッポニカ)

世界大百科事典（旧版）内の中央分離帯の言及

【高速道路】より

…アメリカの都市間高速道路では50～70マイル/h(80～113km/h)，ドイツのアウトバーンでは100～140km/h。(2)横断構成　高速道路の横断面は，中央分離帯をはさんで両側に車道と路肩がある。高速道路では，車道は追越しのため片側に少なくとも2車線を必要とするので，基本車線数は4車線である。…

【道路】より

…なお，積雪地域では冬季交通確保のため除雪，堆雪，排雪用に路肩を広くするなどの対策を講じている。　幹線街路ではこのほか中央分離帯を設けたり，路側に路上施設帯や緑地帯を設け，沿道の環境の向上に役だてる。高速道路では地域の交通のため別に側道を設け，さらに沿道環境保全のため必要に応じて植樹帯や遮音壁を含む環境施設帯を設ける。…

※「中央分離帯」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典｜株式会社平凡社「世界大百科事典（旧版）」