中小企業団地(読み)ちゅうしょうきぎょうだんち

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「中小企業団地」の意味・わかりやすい解説

中小企業団地
ちゅうしょうきぎょうだんち

共同事業中心として,生産性向上近代化をはかるために,同じ業種関連の深い多数の中小企業者が集団で立地した区域をいう。中小企業振興事業団都道府県とが協力し,中小企業高度化事業の一環として行なっている場合が多い。

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世界大百科事典(旧版)内の中小企業団地の言及

【企業団地】より

…工場や商店などの企業群のために,総合的な計画に基づいて土地を造成,区画割りし,用地開発を行って企業群を収容した団地をいう。自動車工場とその関連工場のような大規模な工業団地,中小企業の店舗・工場を集団化あるいは合理化するための中小企業団地,卸売市場・問屋街・倉庫・トラックターミナルなどを集める商業団地(流通団地)などがあるが,なかでも工業団地が重要である。企業団地造成の際には,道路,港湾,電力,ガス,上下水道,汚水処理など公害防止のための施設が事前に完備され,敷地利用や建築上の規制,排水物の量や内容についてもきびしく規定されている場合がほとんどである。…

※「中小企業団地」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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