中層（読み）ちゅうそう

精選版 日本国語大辞典

ちゅう‐そう【中層】

〘名〙

① 幾重にも層をなしているもののうち、中程にある層。上層と下層との中間の層。

※江家次第（1111頃）一七「厨子中有_二三層_一〈略〉中層置_二同螺鈿唐国_一」

② 建物で、エレベータを必要としない三～五階建ての高さをいう。〔共立建築辞典（1959）〕

出典　精選版 日本国語大辞典

デジタル大辞泉

ちゅう‐そう【中層】

中間の層。上層と下層との間の層。

出典　小学館

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

中層
ちゅうそう
middle lamella

中葉ともいう。植物組織において隣接する細胞同士を接着している薄い層で，ペクチン酸のカルシウム塩を主成分とするペクチン質から成る。細胞分裂の終期に形成される細胞板が中層へと発達する。

出典　ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

ダイビング用語集

中層

海面付近(表層)と海底付近(底層)の中間の、水で満たされているスペースのこと。

出典　ダイビング情報ポータルサイト『ダイブネット』