中書格(読み)ちゅうしょかく

精選版 日本国語大辞典 「中書格」の意味・読み・例文・類語

ちゅうしょ‐かく【中書格】

〘名〙 詔勅および宮殿扁額などを書くのに用いる、筆法のきわめて端正な書体
※米庵墨談(1812‐27)一「その比の書家、元明の中書格を正体と心得」 〔五雑俎‐七〕

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デジタル大辞泉 「中書格」の意味・読み・例文・類語

ちゅうしょ‐かく【中書格】

漢字書体の一。宮廷の書家が詔勅や宮殿の扁額などを書くときに用いた端正な書体。

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