中期国債ファンド(読み)ちゅうきこくさいふぁんど

ASCII.jpデジタル用語辞典 「中期国債ファンド」の解説

中期国債ファンド

中期利付国債利付金融債コール手形市場で運用される公債を投資対象にする追加型投資信託。株式には一切投資しない。毎日分配金を計算し、毎月末に元本に再投資する。決算日に、元本超過額を全額分配して基準価額を元本と同一の価額(1万口当たり1万円)に戻し、決算日の翌日に追加設定する仕組みは公社債投信と同じだが、中期国債ファンドでは計算期間が1日とされ、日々決算と追加設定する。換金はいつでも可能で、受渡は申込日の翌営業日。受渡日の前日が買付日から起算して30日未満の場合は、元本1万口当たり10円の信託財産留保額が差し引かれる。

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世界大百科事典(旧版)内の中期国債ファンドの言及

【銀行】より

…注目すべきは,そうした新商品が銀行以外の金融機関からも提供可能であるという点である。たとえば,証券投資信託の一種である中期国債ファンド(略称中国ファンド。1980年1月創設)がその好例である。…

※「中期国債ファンド」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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