中村久子(読み)なかむら ひさこ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中村久子」の解説

中村久子 なかむら-ひさこ

1897-1968 昭和時代の社会活動家。
明治30年11月25日生まれ。おさないとき脱疽(だつそ)にかかり両手足を切断。成人して見世物芸人となる。昭和12年来日したヘレン=ケラー会見。その後20年余にわたり全国各地で講演,「光るだるまさん」とたたえられた。昭和43年3月19日死去。70歳。岐阜県出身。著作に「宿命に勝つ」「無形の手と足」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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