デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中村勘三郎(2代)」の解説 中村勘三郎(2代) なかむら-かんざぶろう 1647-1674 江戸時代前期の歌舞伎役者,座元。正保(しょうほ)4年生まれ。初代中村勘三郎の次男。明暦3年父とともに京都へいき,御所で「新発意太鼓(しんぼちだいこ)」を演じて明石(あかし)の名をあたえられ,中村明石(初代)を名のった。万治元年2代勘三郎を襲名。若衆方で所作事を得意とした。延宝2年8月26日死去。28歳。幼名は勘二郎(一説に勘助)。別称に明石勘三郎。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例