中村古峡(読み)なかむら こきょう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中村古峡」の解説

中村古峡 なかむら-こきょう

1881-1952 明治-昭和時代の小説家,医師。
明治14年2月20日生まれ。夏目漱石門下。東京帝大卒業後,東京朝日新聞入社。文学活動をしながら心理学関心をむけ,東京医専でまなぶ。昭和4年千葉に中村古峡療養所を開設した。昭和27年9月12日死去。71歳。奈良県出身。本名は蓊(しげる)。筆名は別に胆駒古峡。小説に「殻」,研究書に「変態心理の研究」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android