中村歌七(2代)(読み)なかむら かしち

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中村歌七(2代)」の解説

中村歌七(2代) なかむら-かしち

?-1841* 江戸時代後期の歌舞伎役者
初代藤川友吉,のち3代中村歌右衛門(うたえもん)の門人となる。文化8年2代加賀屋歌七をつぎ,9年2代中村歌七を襲名。さらに天保(てんぽう)10年中村四郎兵衛(しろべえ)と改名立役(たちやく),敵役(かたきやく),女方をかねた。天保11年12月21日死去。初名は藤川音吉。前名は中村橋之助,中村仲助。俳名は飛鶴。屋号松鶴屋

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android