中江新八(読み)なかえ しんぱち

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中江新八」の解説

中江新八 なかえ-しんぱち

?-? 織豊-江戸時代前期の剣術家。
疋田(ひきた)豊五郎に新陰流をまなび中江流をおこす。香取流,五ノ坪流の槍術のほか弓術,薙刀(なぎなた)にもすぐれた。豊臣秀次(ひでつぐ)(1568-95),筑後(ちくご)(福岡県)柳河城主立花宗茂(むねしげ),肥前唐津(からつ)藩(佐賀県)藩主寺沢堅高(かたたか)らにつかえた。中井新八ともいう。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android