中沢彦吉(読み)なかざわ ひこきち

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中沢彦吉」の解説

中沢彦吉 なかざわ-ひこきち

1839-1912 明治時代の実業家
天保(てんぽう)10年2月27日生まれ。家業の酒商をつぎ,伊勢(いせ)の土井聱牙(ごうが)に漢学を,箕作麟祥(みつくり-りんしょう),福沢諭吉洋学をまなぶ。明治25年衆議院議員。のち東京市会議員となり,議長もつとめた。八十四銀行頭取,横浜電気鉄道や日本電灯の社長歴任。明治45年5月6日死去。74歳。江戸出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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