精選版 日本国語大辞典 「中流」の意味・読み・例文・類語
ちゅう‐りゅう ‥リウ【中流】
〘名〙
※菅家文草(900頃)六・重陽侍宴、同賦菊有五美「中流採得甞看後、在々群官紫府仙」
③ 中庸を得たもの。〔史記‐礼書〕
ちゅう‐る【中流】
〘名〙 (「る」は「流」の呉音)
※律(718)賊盗「凡謀レ叛者絞。已上道者。皆斬。〈略〉子中流」
② =ちゅうりゅう(中流)①
※太平記(14C後)二二「中流(ル)に舟を失て、一瓢の浪に漂ふらんも、角やと覚へて」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報