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作曲家。東京生まれ。1943年(昭和18)東京音楽学校ピアノ科卒業。46年(昭和21)に「新声会」のメンバーになり、本格的な作曲活動を開始した。歌曲、合唱曲、童謡などで日本語を生かした親しみやすいメロディを多く生み、新しい日本の歌の創造に努め、またピアノ曲にも優れた作品が多い。ピアノの鍵盤(けんばん)の幅を狭くすることで、ピアノ教育の改革を提唱。主要作品に『ピアノ・ソナタ』、ピアノ組曲『光と影』、歌曲『六つの子供の歌』『雪の降る町を』『夏の想(おも)い出』、童謡『めだかの学校』『小さい秋みつけた』などがある。
[船山 隆]
『中田喜直著『随筆集 音楽と人生』(1994・音楽之友社)』
…しかし,子どもの流行歌としての〈レコード童謡〉の量産がその質の低下をもたらし,戦後再び子どもの歌の運動が起きた。〈赤い鳥〉の流れをくむ詩人サトウハチロー(1903‐73)や新進作曲家団伊玖磨(1924‐ ),芥川也寸志(1925‐89),中田喜直(1923‐ )らによるもので,NHKのラジオ番組〈歌のおばさん〉を媒介とし,ここから《めだかの学校》《ぞうさん》など,簡単な旋律でありながら,芸術味のある歌が誕生した。ついで中田喜直,磯部俶(1917‐ )らによる〈ろばの会〉が結成され,彼らは〈レコード童謡〉のイメージから脱皮すべく童謡の名称を用いず,〈こどものうた〉とよんだ。…
※「中田喜直」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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