精選版 日本国語大辞典 「中番」の意味・読み・例文・類語
なか‐ばん【中番】
〘名〙
※禁令考‐前集・第四・巻三一・寛文六年(1666)三月一〇日「町中中番之者指置、火之用心之儀念を入」
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…〈川柳〉の名称が一般化したのは明治の中ごろからである。 初代川柳は選句の基準として3分野を設定し,〈高番(こうばん)〉(古事,時代事),〈中番(なかばん)〉(生活句),〈末番(すえばん)〉(恋句,世話事,売色,下女)に分けており,以後,代々の川柳もこれを踏襲している。まさに〈人の挙動(ふるまい),心のよしあし,尊卑の人情,上下の人心の有様,其外,世の事情をざれ句にいへるもの〉(《塵塚談》)であって,世態人情を軽妙にうがち諷する詩風を樹立したが,初代の死と寛政改革とが重なって打撃をうける。…
※「中番」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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