中皿(読み)ちゅうざら

精選版 日本国語大辞典 「中皿」の意味・読み・例文・類語

ちゅう‐ざら【中皿】

〘名〙 中くらいの大きさの皿。
人情本・明烏後正夢(1821‐24)二「中皿(チウザラ)に鰯のぬたも、生茹の葱和雑て」

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デジタル大辞泉プラス 「中皿」の解説

中皿

けん玉の技のひとつ。玉を下にたらした状態からまっすぐ引き上げて中皿に乗せる基本的な技。2000年、日本けん玉協会により「けん玉の技百選」に選定された。

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和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典 「中皿」の解説

なかざら【中皿】

会席料理で、献立半ば焼き物煮物の間などに出す軽い料理。◇「ちゅうざら」ともいう。

出典 講談社和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典について 情報

食器・調理器具がわかる辞典 「中皿」の解説

ちゅうざら【中皿】

直径20cm前後の皿。洋食器ではミート皿スープ皿など。

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世界大百科事典(旧版)内の中皿の言及

【皿】より

…なかでも肥前の有田焼,加賀の九谷焼などではろくろ技術も高度になって見事な大皿がひかれ,華麗な染付や色絵磁器を焼き,前者はヨーロッパへも渡っている。また佐賀鍋島藩の藩窯鍋島焼は,その製品の大部分が皿で,大皿(径1尺),中皿(5~7寸),小皿(3寸)という規格も整い,やがて皿の大小の規準はこれに準ずることとなった。有田などは豪華な製品ばかりでなく日常食器としても大量の皿を焼き,皿屋窯が陶磁窯の代名詞ともなった。…

※「中皿」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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