中西 啓介(読み)ナカニシ ケイスケ

新訂 政治家人名事典 明治~昭和 「中西 啓介」の解説

中西 啓介
ナカニシ ケイスケ


肩書
元・衆院議員(保守党),元・防衛庁長官

生年月日
昭和16年2月6日

出生地
和歌山県和歌山市

学歴
早稲田大学政経学部経済学科〔昭和40年〕卒

経歴
衆院議長秘書、通産大臣秘書、和歌山県肢障者連顧問を経て、昭和51年旧和歌山1区から衆院議員に当選、以来6選。自民党副幹事長、大蔵省政務次官などを歴任小沢一郎側近として知られ、竹下派、羽田派を経て、平成5年6月小沢らと自民党を離党し新生党結成に参加。8月細川内閣の防衛庁長官に就任するが、12月憲法発言で辞任。6年新進党結成に参加。7年議員を辞職。同年6月旧東京協和、安全の両信用組合の乱脈経営問題に絡み、衆院予算委員会で証人喚問を受けた。8年返り咲き。10年1月自由党に参加。12年保守党から立候補し落選、引退。通算7期務めた。著書に「日本がなければ世界はこまるか」「硝子ディフェンス」がある。

趣味
読書 音楽鑑賞

没年月日
平成14年1月27日

出典 日外アソシエーツ「新訂 政治家人名事典 明治~昭和」(2003年刊)新訂 政治家人名事典 明治~昭和について 情報

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