中谷治宇二郎(読み)なかや じうじろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中谷治宇二郎」の解説

中谷治宇二郎 なかや-じうじろう

1902-1936 昭和時代前期の考古学者。
明治35年1月21日生まれ。中谷宇吉郎の弟。母校の東京帝大で縄文時代研究をおこなう。昭和4年パリにいくが結核のため7年帰国。大分県由布院(ゆふいん)で療養しながら「日本先史学序史」などをかいた。昭和11年3月22日死去。35歳。石川県出身。著作ほかに「日本石器時代提要」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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