丸坊主(読み)マルボウズ

デジタル大辞泉 「丸坊主」の意味・読み・例文・類語

まる‐ぼうず〔‐バウズ〕【丸坊主】

頭髪を全部短く刈ったり、そり落としたりした頭。
山などの樹木がすっかりなくなること。
[類語]坊主頭いがぐり頭

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「丸坊主」の意味・読み・例文・類語

まる‐ぼうず ‥バウズ【丸坊主】

〘名〙
① 髪の毛を全部短く刈ったりそったりした頭。
咄本・二休咄(1688)一「二休とは月代(さかやき)なしの丸坊主はをりなければ脇指もなし」
② 山に木が少しもない状態。また、木の葉が全部落ちてしまったさま。
道程(1914)〈高村光太郎〉冬の詩「公孫樹の木を丸坊主にした冬」
上部のものが全部とれてしまっている状態。
※漫才読本(1936)〈横山エンタツ〉自序伝「三階シャッポを脱がされて丸坊主(マルバウズ)になってゐた港屋の上へ」

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