丸木(読み)まるき

精選版 日本国語大辞典 「丸木」の意味・読み・例文・類語

まる‐き【丸木】

〘名〙
① 山から切り出したままの木。また、皮をはいだままの丸い材木。まろき。
※五社百首(1190)「山かつの丸木さしあはせうづむ火の世に有物と誰か知るべき」
丸木舟のこと。

まろ‐き【丸木】

〘名〙 =まるき(丸木)
※木工権頭為忠百首(1136頃)桜「あたりなる花のよそめに山川のまろ木の橋をふみぞわづらふ〈源頼政〉」

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デジタル大辞泉 「丸木」の意味・読み・例文・類語

まる‐き【丸木】

伐採して枝を払っただけの木材丸太。「丸木のままいかだに組む」
[類語]木材材木原木白木丸太銘木角材用材廃材

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