乃南アサ(読み)ノナミアサ

デジタル大辞泉 「乃南アサ」の意味・読み・例文・類語

のなみ‐あさ【乃南アサ】

[1960~ ]小説家東京の生まれ。本名、矢沢朝子。女性刑事を主人公にした推理小説で若い読者層を得る。「凍えるきば」で直木賞受賞。他に「幸福な朝食」「花盗人」「団欒だんらん」など。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「乃南アサ」の解説

乃南アサ のなみ-アサ

1960- 昭和後期-平成時代の小説家。
昭和35年8月19日生まれ。広告代理店勤務などをへて執筆生活にはいる。昭和63年「幸福な朝食」が第1回日本推理サスペンス大賞優秀作となる。平成8年,連続殺人事件を女性刑事が追うサスペンス「凍える牙」で直木賞をうけた。23年「地のはてから」で中央公論文芸賞。東京出身。早大中退。本名は矢沢朝子。著作ほかに「駆けこみ交番」「ウツボカズラの夢」など。

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