久世通章(読み)くぜ みちふみ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「久世通章」の解説

久世通章 くぜ-みちふみ

1859-1939 明治-昭和時代前期の有職(ゆうそく)家。
安政6年7月16日生まれ。参議久世通煕(みちさと)の子。明治8年家督相続,16年殿掌(でんしょう),17年子爵。山科言縄(ときなお)から公家装束を伝授される。39年蹴鞠(けまり)保存会を設立して会長となり,実技伝承につとめた。貴族院議員。昭和14年4月14日死去。81歳。著作に「有職衣紋写真図解」「蹴鞠」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android