久御山町(読み)くみやまちよう

日本歴史地名大系 「久御山町」の解説

久御山町
くみやまちよう

面積:一三・九平方キロ

山城盆地の南西部に位置する。北は京都市、東は宇治市、南は城陽市、南・西は八幡やわた市に接する。京都府下で三番目に小さい町。町の北西部を宇治川が西流、南を木津きづ川が北西に流れ、東部をふる川が北流する。これらの河川、とくに木津川によって造られた沖積平野で、旧河道筋は花崗岩質の細砂層、平野部の大部分は埴質壌土・埴土で形成される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「久御山町」の意味・わかりやすい解説

久御山〔町〕
くみやま

京都府南部,京都盆地中央部の町。 1954年御牧 (みまき) 村と佐山村が合体して町制。久世 (くせ) 郡と両村の頭の一字ずつをとって命名。京都市の南に接し,盆地の最低部に位置する。木津川と宇治川の合流点に近く,低湿水田が多い。淀大根,ナシなどを特産。北東部はかつての巨椋 (おぐら) 池の干拓地。 66年に国道1号線の枚方 (ひらかた) バイパス南北に貫いて通じ,沿道は工業地区として発展している。面積 13.86km2。人口 1万5250(2020)。

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