久志本常興(読み)くしもと つねおき

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「久志本常興」の解説

久志本常興 くしもと-つねおき

1532-1598 戦国-織豊時代の医師。
天文(てんぶん)元年生まれ。久志本常辰(つねとき)の子。伊勢神宮の外宮(げくう)権禰宜(ごんのねぎ),神宮医。父とともに織田信長につかえる。天正(てんしょう)12年徳川家康にまねかれて浜松城におもむき,小牧(こまき)・長久手(ながくて)の戦いでは家康にしたがった。慶長3年5月29日死去。67歳。本姓度会(わたらい)。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android