久我通雄(読み)こが みちお

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「久我通雄」の解説

久我通雄 こが-みちお

1257-1329 鎌倉時代公卿(くぎょう)。
正嘉(しょうか)元年生まれ。久我通基(みちもと)の子。内大臣をへて,元応元年(1319)太政大臣,氏長者となる。従一位。歌が「玉葉和歌集以下勅撰集に8首おさめられている。元徳元年12月11日死去。73歳。号は中院。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

朝日日本歴史人物事典 「久我通雄」の解説

久我通雄

没年:元徳1.12.11(1329.12.31)
生年:正嘉1(1257)
鎌倉時代後期の公家村上源氏。父は内大臣源通基。文永11(1274)年5月従三位・非参議に叙任されて後,権中納言,権大納言,内大臣を歴任。元応1(1319)年10月に太政大臣になり,元亨3(1323)年5月まで在任した。中院相国と号す。

(森茂暁)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android