デジタル大辞泉 「九国」の意味・読み・例文・類語 きゅう‐こく〔キウ‐〕【九国】 「九州」に同じ。中国、戦国時代の九つの国。斉せい・楚そ・燕えん・趙ちょう・韓かん・魏ぎ・宋そう・衛えい・中山ちゅうざん。くこく。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「九国」の意味・読み・例文・類語 きゅう‐こく キウ‥【九国】 [一] 九州地方を形成していた九つの国。西海道の、筑前・筑後・豊前・豊後・肥前・肥後・日向・大隅・薩摩をいう。九州。くこく。※栄花(1028‐92頃)浦々の別「九国の守にて候ふ身なれば」[二] 中国、戦国時代における九つの国。斉・楚・燕・趙・韓・魏・宋・衛・中山。※賈誼‐過秦論上「九国之師、逡巡遁逃而不二敢進一」 く‐こく【九国】 =きゅうこく(九国)(一)※天草本平家(1592)一「コノ フネ ニ ノセ、Cucocu(クコク) ノ ヂ エ ツケテ クダサレイ」※俳諧・大坂独吟集(1675)上「破損舟実それよりは十三艘 四国九国のうら手形也〈意楽〉」 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報