デジタル大辞泉 「乱る」の意味・読み・例文・類語 みだ・る【乱る/×紊る】 [動ラ五(四)]《「乱す」に先行して用いられたが、中世以降「乱す」にしだいに移行した》1 秩序をなくすようにする。整っているものを崩す。「議場を―・らんと企てしが」〈竜渓・経国美談〉2 ばらばらにする。散乱させる。「滝つ瀬に誰白玉を―・りけむ拾ふとせしに袖はひぢにき」〈後撰・雑三〉3 平静さをなくすようにする。「御物の怪などの…人の御心―・らむとて」〈源・御法〉[動ラ下二]「みだれる」の文語形。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例